10年後の需要を考える
どうも
先日NHKで放送していたマネーワールドを見ました。
内容は世界で増え続ける借金についてであり、経済成長率よりも借金の増え方が多いということでした。
原因についても言及していて、先進国ではモノが溢れているため、借金として市場のお金を増やしてもうまく循環しないそうです。
今は、お金を貸す相手を失った金融機関が、発展途上国の人々に高金利で融資を行っているらしいです。
もちろん、返済能力が高いわけではないので、借りた人は借金漬けになり生活を更に苦しくしているとのことです。
つまり、先進国でも発展途上国でも借金の必要性が減ってきているらしいです。
これまでは、経済成長においてブーストとして作用していた借金が、今は足枷となっています。
この原因は、上にも書いたがモノが既に行き届いていることにあります。
これは企業にも言えることであって、既に需要が飽和しつつある市場があるように思います。
例えば、携帯電話を挙げてみます。
日本で考えても、今やほとんどの人が携帯を持っています。
しかも、どの携帯も似たような性能を持っていて、最近では最新機種といってもあまり性能差を感じなくなってきていませんか。
5、6年前なら、どんどん新しい機種に乗り換えたいと考えていたかもしれないが、周りを見回してみるとiPhone 6を使っている人は多いのではないでしょうか。
こうした分野で戦う会社は、10年後これまで同様の成長を続けられるだろうか?
常に10年後を考えて行動していきたいです。