品質のいいものをつくる
株式投資を始めて、1番良かったことは経済について興味を持つようになったことです。
経済活動はモノとお金の交換で成り立っています。(マネー経済除く)
大きな視点でみれば、多くの人がモノを売れば売るほど、買えば買うほど経済が成長していくということです。
これを企業にすると、モノを多くの人に売る企業が成長する企業だと考えられます。
株価は、企業の価値を反映するので、良いモノやサービスを多く売りそうな企業の株が、良い株だと判断できるということです。
安かろう悪かろうではなく、高くてもいいものを作り続けている企業のことです。
株式投資の基本はこれで、優良な企業の株を選ぶことが重要です。
銘柄を選ぶうえで、ファンダメンタルズやテクニカルな分析をすることも大事ですが、僕はその会社がどういうモノを売っているのか、売る予定なのかをまず考えています。
なので僕は、自分の分かる銘柄、すなわちその企業の商品を使ったり、サービスを受ける現場をみてから投資しようと考えています。
これから米国株市場は公益セクターに資金が流れると予想されています。
しかし、米国の公益セクター、例えば電力会社に投資することはないでしょう。
アメリカの電力事情が分かりませんし、その企業の良さも実感できませんから。
短期的には儲けが少なくても、長期的に自信をもって投資できるような選択をしていきたいです。