連続暴落を受けて、今後の投資方針
ここ数日、世界の株価は大暴落しています。
日経平均もついに2万円割れ、18000円台にまで落ちようかという勢いです。
そんな中ですので、今後の投資方針についてまとめようと思います。
株式現物を長期保有するつもりなので、その人向けの記事になります。
結論は、今の保有株はホールド、キャッシュを増やしつつ来年1-3月、もしくは6月までの様子を見つつ追加投資をするということです。
目次
株式市場の現状
今の株式は米市場一強といってもいい状況なので、S&P500についてみてみます。
この10年間でかなり伸びてきました。
それに乗じて僕も投資を始めたのですが、現在含み損の状態です。
それもそのはず、2018年は株価が下落しています。
つまり、今年投資を始めた人はほとんどが損を抱えているのではないでしょうか?
2016~2017年がよく伸びていた、むしろ暴騰していたのかもしれません。
ちなみにRSIは売られすぎを示す20を下回っています。
ここ10年、この値と株価の反発が連動しているように見えるので、案外ここが底かもしれません。
まだ下落相場か様子をみたい
このチャートを見ていると、あることに気づきます。
株価の停滞している期間が時々あったものの、その後回復しているということです。
停滞期の基準としては26週移動平均線が52週移動平均線を割った期間としています。
今後も暫くは下落が続きそうですが、ここ10年を振り返っても、このタイミングで下落するのは不思議ではなさそうです。
直近の停滞期は、2015年末~2016年末と、丁度一年ほどありました。
今回の停滞もこのくらいの期間になるかもしれません。
ただ、今回も同じように停滞で済むのか、そのまま下落トレンドになっていくかは、まだ様子を見る必要がありそうです。
つまり、今の相場が落ちているナイフかどうか、見極める必要があると思っています。
様子を見る根拠
ここ数か月の株価の推移をみれば、明らかな下落トレンドになっています。
それでも様子を見たいのは足元の経済指標がそれほど悪くないからです。
これはアメリカの失業率のデータです。
ずっと綺麗な右肩さがりです。
このデータを追いつつ、異変が起きない限りは、株価が回復すると考えています。
今の株価は3-6か月後の実経済を予測して動いているので、1-3月、もしくは6月までの経済指標を見つつ、追加投資するかどうかを決めたいと思います。
経済指標の停滞⇒追加投資
経済指標の悪化⇒そのまま、もしくは保有株の売却
という方針でいこうと思います。
積み立てなら、今が絶好の買い場
ここまでして追加投資したい理由は、下落している時に仕込めた人が大きなリターンを得られるからです。
以前も記事に書きましたが、定期的な積み立てならドルコスト平均法によって、パフォーマンスが多少悪かろうが、最終的なリターンは大きくなります。
本当なら、心を無にしこれまでの投資ルールに従って定期的に買い付けをするのがよろしいでしょう。
ETF、投信を買っている人は、機械的に買い増していくだけでいいと思います。
ただ、個別銘柄の場合はまだどう転ぶか分かりません。
市場の地合いが悪いので、不祥事等、何か変なニュースが飛び込んだ時にダブルパンチを食らう可能性があるからです。
この理由から、これからしばらくは追加投資をせず、様子を見たいと思っています。
その一方で、今が追加投資のチャンスである可能性も非常に高いです。
なので1-3月(~6月)という期間を設定しました。
この期間内で、実経済がとんでもないことにならない限り、株価は落ちているナイフではないはずです。
今後の見通し
米市場は緩やかなインフレになっています。
それに応答して、FRBが利上げを進めています。
つまり、今は非常に健全な状態といえるでしょう。
来年は利上げの回数も減るようですし、それに市場がどう反応するかも見ていきたいと思っています。
それに加え、実経済(特にアメリカ)はすごくいいと聞いています。
雇用、所得が増え、消費も増加しているようです。
これがインフレ、利上げに繋がっているのですが、悲観すべきところはないように思います。
利上げに反応して、一時的に株価は下落するかもしれません。
しかし、消費が増加した分、企業の売り上げも増加していることが考えられます。
今期の決算報告は、市場にとって好感されるものであるとも予想しています。
今の市場はかなり落ち込んでいます。
報道の仕方によれば、リーマン以来の下げだそうです。
その割に僕自身のダメージは少ないので、ホールドを決めました。
これがキャッシュポジションの少ない人であったり、レバレッジをかけている人ならそうはいかないでしょうが…
投資を始めてまだ数か月ですが、このような相場を体験できて楽しいです。
もうここまで来たら、半値になろうと売れないですからね…
とにかく悲観せずに、見守っていこうと思います。
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