FANG救われる?パウエル議長ありがとう
昨日の米市場は爆上げでした。
原因はFRBのパウエル議長が、金融政策について利上げを休止するような発言をしたからだそうです。
「米経済成長を加速も減速もしない、経済にとって中立となる水準の幅広い推定レンジをわずかに下回っている」
議長は講演で、「漸進的な利上げが経済に及ぼす影響は不確実であり、完全に顕在化するまで1年以上かかる可能性があることを当局は認識している」と指摘。
「連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の予測は、見通しに関するわれわれの最善の判断に基づいているが、政策に既定路線はない」と語った。
「常に述べているように、金融政策の決定は雇用とインフレの見通しの変化を考慮する形で経済を軌道に維持するよう設計されている」
FRB議長:金利は中立を「わずかに下回る」-利上げ回数減示唆か - Bloombergより引用
とのことです。
言葉が難しいですが、この発言はこれまで金融引き締めを進めてきたが、止め時が近づいてきたということだそうです。
この発言が、投資家にとって、来年以降の利上げによる経済見通しの不透明感を払拭したようです。
12月に政策金利の引き上げが予定されていますが、この点はすでに織り込み済みで今の市場は動いています。
来年の利上げを緩めるというのであれば、米経済は更なる成長が期待できるということで、株式へ資金が流入したようです。
んーリセッションが起きる起きると、多くの人が株価減衰を唱えていますが、今後どうなるのでしょうか。
私的な意見ですが、振り返ってみれば10月-11月の調整局面が、来年の実質経済を反映するものだった。ということになるかもしれません。
来年から利上げを休止するのなら、それ以降また経済成長に転じると考えられます。
昨日の爆上げは、それを期待してということだと考えています。
10-11月の間に投資した人、特にハイテクグロース(いわゆるFANG)に突っ込んだ人は報われるかもしれません。
今後10年を見通せば、最大の買いチャンスになるかもしれませんね。
僕のNVDAちゃんも、健闘してくれるでしょう。