これからは医薬品の時代だ
どうも
昨日は10年後も携帯産業は成長し続けられないだろうということを記事にしました。
今日は逆に成長の見込める分野について書きます。
人がいる限り、医療は続く
これから世界がどうなるか、自分なりに想像してみました。
特に先進国では、モノやサービスは既に溢れかえっていて、これ以上モノを売り続けることは難しくなると思います。
この先進国という部分は重要で、お金を持っているのは先進国の人々です。
その人たちが消費にお金を使わなくなれば、世界全体の経済成長も鈍化するでしょう。
これは容易に想像できますね。
では逆に、これからも成長できる産業とはなんでしょうか?
逆に、充分なサービスが行き届いていない部分が狙い目です。
私は、医療分野に目を付けました。
抗菌薬が発見されてから、ヒトの寿命は大きく伸びました。
しかしながら、人類は新たな病との闘いを余儀なくされています。
病の皇帝「がん」です。
感染症を克服すると、がんで亡くなる方が急上昇しました。
これは、何もがんになりやすい人が増えた訳ではありません。
がんになるまで生き続ける人が多くなったからです。
がんは我々にとっては悪と言えますが、生命にとっては進化とも言えます。
つまり、生命が生命である限り、がんとの闘いは続くのです。
この抗がん分野はここ数年で飛躍的に発展しました。
今年ノーベル賞を受賞したがん免疫療法も、革新的な治療法です。
ただ、まだまだ全てのがんを克服できた訳ではありません。
つまり、これからも、抗がん剤の研究は続くし、需要も伸び続けるでしょう。
では、がんを克服すれば、人と病の闘いは終わるのでしょうか?
終わりません。この闘いは人がいる限り、永遠に続きます。
この理由はまた記事にしようと思います。
私がヘルスケアセクター(製薬企業)を中心に投資している自信は以上です。